やさしく解説!よくわかる甲状腺の病気
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橋本病の人が気をつけることは?

橋本病の人の生活について

それでは、橋本病の人はどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

症状によって生活環境が異なる

橋本病で気をつけるべきことは、症状の段階やその人の状況によって注意が必要という点です。それぞれの段階に分けて詳しく気をつけるべき点をチェックしていきましょう。

甲状腺機能が正常の場合

橋本病の場合でも、甲状腺機能が正常の人がいます。このような場合は特に気をつけることはありません。日常生活を送ることができます。スポーツも旅行も可能です。ただし、症状が急変することがあるので、定期的な診断は必要です。定期的に病院に通いながら甲状腺機能の低下を確認しましょう。

甲状腺機能低下症が診断されている場合

甲状腺機能が低下し、低下の程度が激しい状況で激しい運動をしてしまうと筋肉痛が続いてしまうことがあります。このような場合はホルモン値が改善されるまでは安静に過ごす場合があります。また低下症と診断された場合は、ホルモン値が改善されていても定期的にホルモン薬を服用し続ける必要があります。もし、服用を長期間中止してしまうと機能低下の状態になってしまうので、ホルモン値が正常に近い状態でも継続的に服用しましょう。

妊娠している場合

妊娠している場合は、甲状腺機能が低下していなくてもホルモン薬を服用した方が良いと診断されることがあります。これは、妊娠すると甲状腺の必要量が1.5倍となり通常の人よりも、甲状腺ホルモンを必要とするからです。もし、甲状腺低下症と診断されている場合であれば甲状腺を正常値に保つため通常のホルモン薬を増やす場合があります。
もし、甲状腺ホルモンが低下した状態で妊娠すると流産や早産、妊娠高血圧症候群のリスクがあるので、妊娠前に正常値になるように注意しましょう。

このように、甲状腺機能低下がある人とそうでない人では生活で注意すべき点が異なります。注目しなければならないのが、症状が軽い人です。症状がないことからそのままの生活を送りがちですが、突如として甲状腺機能低下症に陥ってしまう可能性があります。甲状腺機能低下症を阻止するためには、普段の生活に注意をする必要があります。

食生活に注意をする

特に注意をしなくてはいけないのが、普段の食生活です。適度なスポーツも必要ですが、食生活が橋本病ではとても重要です。それでは、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。

ビタミンDの多く含まれた食事を意識する

橋本病の人は、ビタミンDが不足しがちと言われています。ビタミンDが不足している状態が続いてしまうと、甲状腺ホルモンに悪い影響を与える抗体が増えていきます。この抗体が体内に増え続けていると、最終的に甲状腺ホルモンの機能を低下させ低下症になる可能性があります。この状態を避けるためにも、意図的にビタミンDを摂取していく必要があります。

鮭でビタミンDを摂取

1日のビタミンDの摂取量は600IUです。この摂取量を超えずに摂取できるのが鮭です。87グラムで570IU含まれているので、ビタミンDを摂取するためにも鮭を摂取しましょう。

良質な脂肪摂取を意識する

ホルモンが体内で生成されない状態が、低下症には関係しています。ホルモンは善玉コレステロールも大きく関係しています。この善玉コレステロールが、機能低下の人は比較的少ないとされています。そのため、善玉コレステロールが多く含まれている上質な脂肪を積極的に摂取する必要があります。

良質な脂肪を摂取できる食べ物は?

良質な脂質が含まれる食べ物は、次のようなものをさします。魚、オリーブ油、ココナッツオイルといったものです。抗生物質やホルモン剤を投与されていない動物の肉からも摂取することができます。

食べてはいけないもの

一方で、摂取しない方が良いとされているものもあります。次のようなものを摂取してしまうと結果として機能低下を促してしまう結果になってしまう可能性があるからです。

海藻類

海藻類には、ホルモンを活発に働かせるミネラルが含まれていますが、同時にヨウ素が多く含まれています。このヨウ素を過剰に摂取していると、甲状腺機能に影響を与えてしまい、結果として機能低下を引き起こしてしまう原因になるので注意が必要です。

このほかには、橋本病の人はコーヒーを飲まない方が良いとされているので、食べる食品にも気を配ることが必要です。食べ物に気をつけていれば、甲状腺のホルモンを正常に保ちつつ、低下症にならない対策が可能になるためです。

酵素で甲状腺ホルモンの活性を助ける

橋本病で気をつけなければいけないのが、甲状腺ホルモンの低下です。甲状腺ホルモンが低下してしまうと、橋本病でも定期的な検査や甲状腺を正常に保つためのホルモン薬が必要になります。この状態になるのを未然に防ぐ必要があります。
もちろん、食生活の改善も必要ですが特に注目すべき方法は、酵素です。

酵素をとる理由

甲状腺ホルモンの低下を防止する酵素を摂取することで、橋本病の状態でも甲状腺機能を低下させてしまうリスクを軽減することができます。この時に重要なのがセレンです。
このセレンは、抗酸化作用があり老化を防ぐ働きがあります。そして、体内の細胞の動きを活発化させるため、甲状腺の機能低下を防ぐ役割があります。取りすぎてしまうとセレン中毒になってしまうので、摂取量には注意をする必要があります。

免疫力を高める効果

セレン以外にも、免疫高めてくれる酵素はたくさんあります。酵素の働きで甲状腺ホルモンを正常に保つだけではなく、体内の毒成分を除去していけば体の異常を遅らせ結果として免疫力を高めることにもつながります。そのため、運動や食生活だけではなく橋本病の人は酵素を積極的に摂って健康的な食生活を送ることをオススメします。この酵素をとるためには、生きた酵素を体内に取り込むことが重要です。生きた酵素を取り込むために関しては、下記で詳しく紹介しているので、気になった方は是非読んでみてください。

酵素をもっと詳しく知りたい人はこちら

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