女性に多い甲状腺の病気について調査しました 予防・改善法も教えます

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手術

こちらでは、バセドウ病に対する手術治療、良性腫瘍に対する手術治療、悪性腫瘍(がん)に対する手術治療などの方法、特徴、効果について解説します。

手術による甲状腺の病気治療

甲状腺の病気があっても、できれば手術をしないで治療をしたいところですが、しこりがあまりに大きく他の器官に影響を及ぼしたり、美容的な問題があったり、悪性腫瘍などの場合は手術を行います。

甲状腺の手術時間は状態によって大きく変わりますが、甲状腺片葉切除で1.5時間、甲状腺全摘術で約2時間、リンパ節廓清は小さい範囲では片側あたり15分程度、大きな範囲では45分程度になります。

腹部手術と比べると抜糸は早く、皮膚のすぐ下の層でも縫合してあるので、動いても創が裂けることはありません。

術後は5日〜1週間程度で退院となり、1か月後に外来で病理診断検査の結果を聞きます。

仕事への復帰は、重労働でなければ退院後1週間程度で可能です。

バセドウ病に対する手術治療

  • 方法

手術には甲状腺組織を2g以上残す亜全摘術、0〜2g残す準全摘術、甲状腺を全て取る甲状腺全摘術があります。

  • 特徴

従来は術後の甲状腺機能の正常化を期待し亜全摘術が標準術式でしたが、術後に甲状腺機能が正常になるのは約半数程度の方です。

術後の甲状腺機能が変動するため、最近では術後経過を考慮して術式が選択されます。

全摘術・準全摘術を行った場合、甲状腺機能低下症となるので、終生甲状腺ホルモンの服用が必要です。

  • 効果

甲状腺ホルモン産生組織を切除し、過剰な甲状腺ホルモンが出ないようにします。

良性腫瘍に対する手術治療

  • 方法

良性であると分かっている腫瘍に対しては腫瘍を含む甲状腺のみをとる手術を行いますが、たいてい片側にある腫瘍を含む甲状腺の半分を摘出する手術(甲状腺葉切除術)を行います。

  • 特徴

良性腫瘍は基本的には経過観察でよいものがほとんどですが、悪性の可能性がある(細胞診では診断のつきにくい濾胞癌)、腫瘍が大きくなる、超音波で形状が不整、血中サイログロブリンが高値であるなど、悪性を疑わせる場合や、気管を圧迫するような大きな腫瘍は、手術の対象になることがあります。

  • 効果

美容的な問題や頚部の違和感をとるだけのために手術をすると、逆に悪化することもあるので、あまり手術はおすすめできません。

悪性腫瘍(がん)に対する手術治療

  • 方法

悪性の確定診断がついているか、疑いの強いものは、甲状腺の切除に加え、リンパ節の切除も行います。

切除範囲は、腫瘍範囲や予想されるリンパ節転移の範囲によって決まります。再発が発見された時には、それを切除することが治療の基本となります。

  • 特徴

悪性腫瘍は手術で切除することが基本ですが、小さな乳頭癌に対しては経過観察することもあります。

  • 効果

悪性腫瘍で手術をした場合、甲状腺を全部摘出しリンパ節の郭清を行っても、悪性の細胞が残っていないとは言い切れないので、定期的な検査が必要です。

再発を抑制するためにTSH抑制療法を行うこともあります。